カルマとは

カルマとは

カルマの存在を科学的に証明することも解明することもできていない昨今。
とはいえ、私たちが選択した行為の結果として物事は起きていて、カルマといわれたりもします。

私たちは自分の行為と結果に責任を負いますよね。投げたブーメランは必ず自分のもとへと戻る…この言葉の重みを真実だと思える体験体験をした方もあるでしょう。

「あなたが運命付けられた道を歩んでいるならば、すべてがうまくゆきます。
それは宇宙からのメッセージです。
運命付けられていない道を進むと、その過程であらゆる障害に阻まれます。
これは足を止めて状況を見つめなおし、
本当にこれは ”あなたがやるべきことなのかどうかを自問するべきだ” という宇宙からのメッセージです」

QHHT催眠療法から潜在意識たちのメッセージ


ですが、私たちは運命を逸れてそれとは別の道を進むこともあります。

それは私たちの自由な意志です。

その道が容易であるか困難であるかは別として、人がその体験から教訓を学ぶということまで排除しているわけではないと潜在意識やハイヤーセルフはいいます。なぜなら私たちがこの世界にやってきた理由は、内なる意識が理解を深め、魂の成長をすることだから と。

では、私たちの日常生活や私たちが自分の運命に沿って生きていけるよう彼らは援助してくれるのでしょうか? ある出来事を起こして私たちを助けたり、恐ろしい体験を回避させてくれているのでしょうか? 


私がドロレスから催眠療法を習いプラクティショナーとして仕事をはじめたごくはじめの頃は、彼らに問うと、かえってくる応えはほぼ同じ内容でした。

『人のカルマ(因果応報)に介入はしません。
カルマ(原因と結果)は、必要な学びのために出来事が起きる自然な流れです。
もちろん、愛に基づいてそうした選択ができるように、
人(アナタやアナタの周りの人)に影響を与えることはできます。
ですが、選択をするのは貴方達自身です』

その後数年の間に、彼らの回答は大きく変化しました。

『カルマはあると思えばあるがもうナイと思えばありません。
今世で解消しようとお互い契約してきた書(契約書)を破り捨てましょう。
相手をただ許し もう手放すと宣言すればいいのです!
アナタがただ握りしめているだけなのです
アナタが許せばそれでいいのです』 

多くの存在が類似のことを言います。

私たちは、誰もが家族や職場やグループなど、何らかの組織に関わることで、カルマの学びを達成するよう自分自身でブループリント(プログラム)を描いてこの肉体界へやってきました。

『どうして自分の人生はすべてが苦しいことの連続なのでしょう?』とセッションにこられる多くの方が言います。そう。あなたは自分自身が設定をしてきたことを忘れてしまっているのです。

人生で最大の問題を引き起こしている状況や原因となる人々は、あなたが教訓を学ぶための素晴らしいきっかけを与えてくれる人たちでもあります。

私たちが逆境や困難の状況を乗り越えようとする時、自分の内側や魂の奥深くを見つめることでしょう。そこで、自分が本来持つ強さを発揮するチャンスが到来します。


彼らはこの世界にいる私たちが目的を達成し成長して欲しいと多くの理解を深めて欲しいと言います。それぞれが受けている試練という名のテストを楽しみなさいと。その答えを前もって教えると、アナタが感じたい『達成感』がなくなり、楽しみが半減するとも言います。

また、個人のカルマ(因果応報)以外に、グループ・カルマ(原因と結果)というものもあるそうです。グループにはさまざまな社会的ネットワークも含まれ、私たちは誰もが、特定のグループや家族に繋がることを選択しており、互いにカルマ的な繋がりを持っています。

私たちは、自分自身で家族を選んで生まれてきますが、自らの進化のために体験して会得する適切なグループをチョイスします。そこは最適なカルマの重要な学びの場なのです。

体験できる可能性を最大限高められるよう、それぞれが演じる役割が割り当てられた家族や親戚・友人などを含む魂のグループは、何度も一緒に人生を経験し、様々な教訓を学びます。

もしかするとあなたは、ある人生では、いまの家族の誰かの父親だったかもしれませんし、別の人生では、子どもであったかもしれません。

そこで繰り広げられる人間関係から愛を学び、愛情豊かなバランスのとれた魂に進化すること、経験こそが教訓を学ぶ最高の手段です。それぞれの時代やグループに身を置くことで、そこでしかできない経験を人間関係から学び、お互いが影響を与え合うといいます。

私たちは、ひとりひとり特有のエネルギーを発しています。
人生の節目節目で出会う人(例えば占い師なども含)にも必ず意味があり、偶然というものは何一つ存在しないそうです。

ひとはそれぞれ課題があり、それは自分自身で乗り越えなくてはなりません。もちろん周りの助けが必要なこともあるでしょう。

助けてほしいと言えばいいのです。

他の人の課題に、心が痛むこともあるでしょう。ただ、その人の課題はその人本人が設定してきています。誰かが手を貸しすぎてそのゲームをクリアしてしまうと、別の形で何度でもその課題がやってくるのだそうです。

🌟参考文献:入り組んだ宇宙 ー第一巻・地球のミステリーと多次元世界の探究 他、ドロレス・キャノン全書籍