宇宙の謎かぁ…面白いなぁ〜

アインシュタインの「100年前の予言」は正しかった? 3度目の「重力波」の検出に米観測所が成功|WIRED.jp
後半、一部抜粋させていただきました↓
「音」と「ヴィジュアル」で宇宙の謎を解明する
これまでのところ、アインシュタインはよい仕事をしたと言える。しかし、LIGOは口ひげを生やした老人を称えようとしているだけではない。重力波は、科学者が地球が属する銀河系を含め、多くの銀河系の中心にあるブラックホールの特徴を明らかにするのに一役買うだろう。また、研究によって銀河の成り立ちに関する基本的な問題のいくつかに、解を見つけられるかもしれない。「ブラックホールは謎に満ちています」とオーウェンは言う。「宇宙にいくつあって、どのように形づくられたのかもわからないのです」
ブラックホールに関する極めて基礎的な事実でさえ、その不可思議な過去の解明につながりうる。今回の重力波の測定は、2つのブラックホールは互いに対して傾いて回転していたようだということを示唆している。物理学者の間では一般的に、今回の重力波を生み出したようなブラックホール連星は、2種類の方法で形成されるものと考えられている。密度の濃いガス雲の中で一緒に発生したか、生涯かけて互いに向かって移動してきたかである。
今回の傾きは、これらのブラックホールが後者のように移動してきたことを示唆する。「これはどのようにブラックホールが形成されるかを理解するための重要な手がかりです」と、ジョージア工科大学の天体物理学者でLIGOのメンバーであるローラ・カドナティは述べる。
これはLIGOによる3度目の重力波検出に過ぎないが、観測所がこれらの重力波を着実に検出できる可能性があることの立証に役立つ。最終的には、共同研究者らは数百件の現象を測定したいと考えている。
「たとえるなら、重力波の測定は宇宙の音を聞くようなものなのです」とオーウェンは述べる。重力波の「音」に、望遠鏡で撮影されたヴィジュアルマップが加わることで、科学者の宇宙に関する理解は、はるかに豊かなマルチメディア体験に変わることだろう。
宇宙の謎かぁ…面白いなぁ〜

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